Thursday, April 16, 2009

2009年度入社式 社長訓示 | ニュースリリース | ニュース & イベン

2009年度入社式 社長訓示 | ニュースリリース | ニュース & イベン

2009年度入社式 社長訓示


NECエレクトロニクス株式会社
代表取締役社長 中島俊雄


世界不況の中、半導体産業は現在、厳しい経営を強いられている。当社も例にもれず、生き残りをかけて様々な構造改革を行っている最中だ。今日はこのような状況下で入社してくる77名の皆さんへ4つの期待をお話したい。

第一に、「創造への情熱」を持ち続けてほしい。新しい技術や製品をつくりたいという熱い想いや困難を乗り越える情熱を持って、何事にも取り組んでもらいたいと思う。決して守りの姿勢にならず、今の延長線上ではないことにチャレンジする勇気と情熱を持ってほしい。
第二に、「知恵と力の結集」を常に意識してほしい。NECエレクトロニクスというチームの一員として、多様な知恵と力を持った仲間とお互いを尊重し、率先 してコミュニケーションを図ることが、より大きな力を生み出す源泉となる。また今日この場にいる同期と、時に助け合い、時に切磋琢磨し合うことで、より大 きな力を生み出してもらいたいと思う。
第三に、「勝ち抜く行動力」を持った人になってほしい。失敗を恐れず何事にもチャレンジし、たとえ失敗したとしてもその経験を糧にしてもらいたい。果敢に物事に取組み、最後まであきらめずにやり遂げる姿勢を持ってほしいと思う。
第四に、全てにおいて「信頼のQuality」の提供に努めてほしい。「安全」や「品質」などの問題が起こると、お客さまや社会へ多大な迷惑をかけるばか りでなく、企業としての信用を失墜してしまうことになる。一人ひとりが技術、製品、サービスなどあらゆる面において期待以上の高い品質を提供できるよう、 自己啓発の意欲を大切にし、自分自身を高めていってもらいたい。

当社をとりまく事業環境はかつてないほど厳しい状況にあるが、皆さんがこれらの期待を実践できるよう、最善をつくすことを私は約束する。NECエレクトロニクスの将来の繁栄を目指し、一緒にがんばっていこうではないか。


以 上